日本一の大杉 巨杉の杜(八坂神社)
国道32号沿いにある道の駅「大杉」が杉への入口。

この大杉は、須佐之男命(すさのおのみこと)が植えられたと伝えられる
推定樹齢3000年の巨木。
巨杉の杜(八坂神社)の境内にどっしりと根を下ろすこの杉は、「日本一の大杉」といわれ
国の特別天然記念物に指定されています。

南大杉、北大杉と呼ばれる2株の大杉からなっており、
南大杉は幹周15.0m、樹高60m。 北大杉は幹周10.6m、樹高57m。
地上は、2つの株が出ていますが、根元で1つになっている一本の木であることから
夫婦杉とも呼ばれています。

ちなみに、あの有名な屋久島の縄文杉は、推定樹齢3000年
幹周:16.1m樹高:30mですから、縄文杉と比べると太さこそ1M細くなりますが
その高さは約2倍。
実際に、屋久島の縄文杉を見た人の話では、こちらの方が凄いそうです。

また縄文杉を見るためには、徒歩で往復8~10時間程度かかり、現在は保護のため
木の周りには立ち入ることは出来ません。
しかし、四国の大杉は、高速大豊インターから車で5分、駐車場から徒歩1分、
参拝料の200円さえあれば、日本一の大杉を見ることが出来ます。

天然記念物の樹齢3000年の大杉があるのは「八坂神社」の境内ですが、
戦後この八坂神社の宮司となった釣井正亀氏が、、昭和 45年地元民と共に、
「巨杉神社(きょさん)」を造営しました。

ところが、宮司が死去し、協力地元民も亡くなり、お宮は荒れるに任せて、
鳥居は朽ち果てて既に無く、平成16年の台風16号で灯篭も倒れました。
(隣の八坂神社境内の大杉2本が被害を受けました。)
また、「神社」という名称に戦後の日本人は抵抗があるとの”声”もあり
「巨杉神社」は平成17年6月28日を以って、呼称を「巨杉の杜」(きょさんのもり)と改められ
現在は、修復、保全の為の募金活動と、参拝料(200円)で維持管理されています。
あまりにも巨木なので、大きなコンクリートアンカーを埋めて極太のワイヤーで
倒れないよう、四方から固定しています。

9歳でデビューした美空ひばりは、昭和22年、美空和枝という芸名で
地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭遇。
1ヶ月半の療養後、「大豊の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけたそうです。
大杉の横には美空ひばりの遺影碑と歌碑が立てられています。

遺影碑の美空ひばりの写真は昭和27年1月25日、事故から回復し、
美空ひばりと名を変えて活躍(当時14歳)を始めた際に高知市で公演を行い、
翌日、お礼の参拝に訪れたときのものです。

私の下手な写真では、その迫力をそのままお伝えする事は出来ませんが、、
実物はもの凄い大きさで屋久島の縄文杉の2倍の高さがありますので、
見上げると圧倒されるほど凄いです。
四国にこれだけの大杉があるなんて、ホント恐るべし四国です。w
杉の大杉(すぎのおおすぎ)
住所高知県長岡郡大豊町杉
営業時間境内自由
その他料金見学料大人200円、小人無料
アクセス(車で)高知自動車道大豊ICから国道32号に出て
南国方面へ1.5kmで道の駅大杉
駐車場(収容台数)50台(道の駅大杉)
駐車料金無料
アクセス(電車で)JR大杉駅からタクシーで5分

