カイザーサウンド VS AMIE邸
古今東西 多くのスピーカーの調整をしてきたという貝崎さんですが、さすがに
DIATONE 2S-3003 の調整は、はじめてだとか。
ゴールデンフィンガーで診断中の2S-3003

一曲CDを聴いた所で、貝崎さんが診断結果を告げます。
このシステムの一番の問題はCDプレーヤー、そして右側のスピーカーボードと
スタンド用御影石の方向性、残りはSPケーブル。
うむむ!!CDとレコードの聴く比べをした訳でもないのに、一番にCDプレーヤーを
指摘するとは!!
貝崎さんも、CDプレーヤーが一番気になるなんて事はあまりないとのこと。
そして、右側のスピーカーボードとは...
AMIE邸サウンドの弱点をずばり突いてきます。w
う~ん、貝崎さんの地元でのクリニックということで、何やら未知なるパワーが
宿っているかのごとく冴えてます。
ESOTERIC P-50s を、カイザーサウンドの「加速度組み立て」で調整処置される事になりました。
一時間ほどかけて、ネジを適切な位置に変更しながら、丁寧に適切な締め付けトルクで
ネジを一本一本締め直します。
この締め加減の調整は、誰でもが真似出来るものではないのだとか。

ネジを締め直しただけでどの程度の変化があるのだろう?と、同じ曲を再生すると...
おお~!! 思わずAMIEさんが叫んでしまいます。w
ぜんぜん音違うし...これには私もAMIEさんも吃驚!!
CDとレコードの音がぜんぜん違ったAMIE邸ですが、その音質差がずいぶん小さくなりました。
重い2S-3003を台から降ろして、設置の調整を一からやり直します。
1個40キロの重さがある御影石。


貝崎さんが6年かけて開発したという特殊な音の良くなる加工を施した
ローゼンクランツの新型スピーカーケーブルも処方されます。w

AMIE邸クリニックの詳細も、ローゼンクランツのHPで後日アップされる予定ですので
またその時に紹介いたします。
今回のパワーアンプは、アムクロンを爆音で燃やしてしまって修理中とのことで
Victor業務用アンプの親玉PS-A700 で鳴らしていました。
カイザークリニックで、PS-A700でも特に不満のないいい音で鳴るようになった
AMIE邸サウンドでした。
結局、調整が終わったのがPM11:00
AMIEさんは、翌朝4:00から仕事との事でここでお別れ。
貝崎さんと私は、夜中に分校ラーメンで遅い晩飯を食べて夜中の12時にお別れ。
AM12:20 帰宅となりました。
貝崎さんは、翌日の午後3時に松山を出発して、車を運転すること14時間。
午前4時に東京に着いたそうです。(爆)
貝崎さん 今回はいろいろお世話になりました。
お陰様で、オーディオにどっぷり浸かった一日になりました。
オーディオの調整の奥深さの一端を今回のクリニックで体験することが出来ました。
『何をやっても音は変わる!! 』
この言葉の意味が、今まで以上に理解出来たような気がした今回のオフ会でした。
PCでもバラして組み立てただけで調子が良くなることがあるので
それの高度なやつなんでしょうね
ボードの向きを変えたのも効きましたね
良く見るとTAOCのエンブレムが両方とも内側になっています
いったいどのような変化が現れたのでしょうか。
ネジの締め付けがエソテリック特有の癖に大きく影響しているとは吃驚でしたね。w
まだまだ体験せねばわからない事がいろいろあるようで我々も、もっとオーディオの勉強しないと駄目ですね。ww
基盤や天板のネジの締めなおしで音が変化するなんて技術屋さんならバカにするような話ですが、本当にびっくりするほど変化していました。
振動の波を左右均等に波紋が広がるようにネジの調整をしているそうですが、長年の経験での職人技のような技術が必要みたいです。
エソテリック特有の音の硬さがなくなり、低音の厚みが一段と増して弾むような重みのある低音が出るようになりました。
CDとレコードの音の違いに近い感覚です。
ボードの向きを変えると、左右で音の広がり方が違っていたのが、スッと空間が広がったような音の広がり方が出てきます。
ケーブルまで交換すると、2S-3003はツイーターの指方性の影響か、シンバルの音を再生するといかにもツイーターから音が飛んでくるような違和感が感じられるのですが、それがなくなりツイーターとウーハーの音が一体になって、まるで楽器が鳴っているような音の鳴り方をしていました。
JAZZ評論家・寺島さんの著書「JAZZオーディオ 寝ても覚めても四苦八苦」で何度も紹介されておられ以前から存じておりましたが、貝崎さんやはり非常にバイタリティ溢れる馬力のある方とお見受けをいたしました。(大変失礼をいたしました!)
機械的な影響が電気的特性に影響を与えることは
理論上あるということを、大学時代に担当助教授から
聞きました。
ヒステリシスであったり、コンデンサの特性変化であったり
実装の段階になると、現場ではいろいろと悩ましいことが
おこることはよく有ることです。
それをきちんとコントロールできるところが、経験を重ねた
実績なんでしょうね。
その微妙な電気的特性の変化をしっかり再現する事が出来るAMIE邸のDIATONE 2S-3003の再現能力の高さと、職人技のハーモニーがあったからこそ、大きな変化として体感出来たのでしょうね。
変なシステムだと、CDプレーヤー交換してもその違いが良くわからないような駄目なものもあったりしますし。w

