大阪より知人が愛媛に観光旅行に来られましたので
しまなみ海道の急流観測船の急流体験に行って来ました。
瀬戸内海の大島にある道の駅 よしうみいきいき館から
出発する急流観測船です。
しまなみ海道の来島海峡は日本三大急潮の一つです。
来島海峡は、瀬戸内海中部にあり愛媛県今治市とその沖の大島の間の海峡で
複数な地形から潮の流れが早く複雑になっており、ところによっては時速約18キロメートルの
潮流となるとこともあり、全国的にも有数の難所となっています。
このような難所にもかかわらず、1日の通航量は国内外の船舶を含め約1200隻にも上ります。
しかし、あまりにも潮の流れが激しすぎて、船の航行が出来ないほどの難所なので
潮流により通行する経路を変更する「順中逆西」という特殊な航行ルールが
世界で唯一定められて、潮流によって船の進行方向が一方通行になるそうです。
山の上にある巨大な塔が潮流信号塔です。
来島海峡の急流観測船は、今治市沿岸にある大きな造船所にも立ち寄り
船の上から建造中の巨大なタンカーを見ることが出来ます。
普段は立ち入る事が出来ない場所ですので建造中のタンカーを
見ることが出来て良かったです。
写真のタンカーですが、船が完成して船に貨物を積み込むと、
船体の赤い部分が海の中に沈み込むそうですよ。
急流観測船から橋を眺めたり目の前で激しく流れる潮流を体験すると
車や島の上から眺めるだけでは感じることが出来ない景観を満喫することが
出来ますので訪れたことがない方は一度は行ってみると良いと思います。
潮流は潮の種類や時間帯で流れる速さが全然違いますので
株式会社しまなみ 営業本部 に事前に潮流について問い合わせして
予約してから行かれることをおススメします。