taka邸 ニューサウンド誕生?
聴きに来てほしいとの事で、休日にお邪魔させていただきました。
CDプレーヤーが、中学生当時に使っていた古いビクターのプレーヤーに
交換されてます。
DENONの高級レコードプレーヤーを新たに入手され、
カートリッジはDENON MC型カートリッジ DL-103
真空管のプリとパワーアンプが処分され、プリアンプがONKYOのP-309
パワーアンプがBOSSの業務用パワーアンプのバイアンプに。
べリンガーのチャンネルデバイダーから分配された出力をドライバーのみ
SPの内臓ネットワーク経由でユニットに接続。
ウーハーはネットワークをスルーしてパワーアンプとユニット直結。
イコライザーが撤去され、外付けフォノイコも撤去。
プリとパワーの間にチャンデバはさんで、ドライバーのみ
ネットワークを通す変則ですがシンプルな機器構成になりました。
中低音がずいぶんマッチョな音になっています。^^;
低い重低音は出ていませんが、国産箱のハンデを感じない音楽鑑賞には
不満はないレベルでしっかり厚みのある低音が出ていました。
中低音から中域までの特性が良いのか、人の声や楽器の音色は
不自然な感じもなくなかなかの音を聞かせてくれます。
アルテック特有の4~5kHzを持ち上げた誇張感もありません。
男性ボーカルのロックなんかは声も太くていい感じ。
しかし、機器をシンプル構成に戻してしまった影響なのでしょうか...
システム大改造で音抜けがかなり改善され伸びがよくなった高域が
どこか行方不明になっておりました。
定番の 『 土と水 Duo Live in 萩 』 では野外での収録なので
鳥の鳴き声やセミの鳴き声などが収録されていますが、
これらの泣き声はほとんど聴こえてきません。
演奏さえ聴ければいいんじゃ~という意見もありますが。w
ジャズの演奏では、シンバルや「ブラシ」の音が遠くで鳴っている印象で
ツイーターが欲しくなるような良くも悪くもアルテックらしいサウンドに
仕上がっていました。
IPADの簡易測定をしてみました。
正確ではありませんので参考程度に。