ジークレフ音響 永田邸訪問
訪問させていただきました。
http://www.wombat.zaq.ne.jp/gclef/
大阪市内の住宅地の普通の一軒家の2階にオーディオルームがありました。
なんでもこの部屋は、今から40年程前にまだ永田さんが20歳だった頃に
ピアノも置けるオーディオルームを作ろうと設計から考えて建築されたものだとか。
天井は、平面をなくすように波打つように斜面になっています。
壁は、すのこを使った面と板面が交互に張られていて、すのこ部分は音が
後ろに抜けて吸音されるようになっています。
先日の日記で取り上げた石井式のオーディオルームも壁は反射面と吸音面を
交互に張られていて永田さん宅のオーディオルームと同じような考え方ですね。
今から40年も前に20歳の若さでここまで考えられたオーディオルームを建設された
永田さんはやはり只者ではないようです。
スピーカーは、現在のメインスピーカーはTANNOY GRF
アンプは、マランツ7とマランツ8B
トーレンスのターンテーブルにカートリッジはSPU
CDプレーヤーは、バング&オルフセン/Bang & Olufsen
実は、このGRF ずいぶん昔から所有していたそうですが音が気に入らなかったそうで
長く使っていなくて4年ほど前から本格的にメインスピーカーとして
使うようになったのだとか。
ウェルフロートを開発して、スピーカーからネットワークボックス、上流機器のすべてにも
ウェルフロートを使用するようになってようやく納得出来る楽器の音が再現出来るように
なったとの事。
永田さん自身もチェロを演奏され、奥様もピアノを演奏されるので
楽器の音色の再現には特にこだわりがあるようです。
レコードを中心に視聴させていただきました。
古いGRFですが、そのレコードのサウンドはオーディオ的快感を感じるような
誇張された重低音も弾けるような音の鮮烈さもありません。
しかし、低音から高域まで自然なバランスで再生され全く古さを感じさせないもので、
小編成の楽器の音色が物凄くリアルな音でした。
kenkenさんのリクエストでCDも再生していただきましたが、こちらはあまり力を入れていないのか
レコードに比べるとBGM程度の音で鳴るだけでした。
たくさんレコードやCDを所有されていましたが、ボーカルが入ったアルバムは1枚しか
所有していないのだとか。(汗
ボーカルメインで音楽を聴いているデンジャラスサウンドさんには
ちと物足りない様子でした。w
最後に、奥様がグランドピアノの演奏を聴かせていただきこの日のオフ会は終了となりました。
永田さん、奥様 どうもありがとうございました。
次の目的地 神戸に移動します。
続く...