yaataman邸 オーディオクリニック
サブウーハーなども購入され自己流でいろいろトライしてみるも、
なかなか思うような音が出てこなくて困っているご様子。
ちょこっと手を加えるだけで音が大きく変化しそうな感じですので
オーディオクリニックのお手伝いする事になりました。
プロケーブルのスタンドは、音のキレは良さそうですが音が抜けすぎている
感じもしますので、近所のホームセンターで150円の重量ブロック4個を
購入しました。
リビングにブロックなど持込するおかしな客人に
奥様も呆れていたかもしれません。(汗)
まずサブウーハーは撤去します。
サウンドボードなどそれらしいものは所有していないということなので、
今日のところはリビングの床にブロックで傷をつけないために、
パイン集成材の板を敷きこみます。
(小さなホームセンターなのであまり良さそうな板を売ってませんでした。)
JBLらしい音のエネルギー感を増す為に、ラックをはさむようにスピーカーを
設置して、スピーカーの間隔を狭くします。
スピーカーの設置の追い込みは、リビングオーディオということで
音場や定位にこだわるような聴き方はしていないようなので
今回は音色のみを意識しての適当な設置です。
ここで残念ながらモモンガさんはご予定があるとのことで帰宅。
調整後の音は聴いていただくことが出来ませんでした。
スピーカーのエンクロージャーはJRX115
小型のエンクロージャーですので、箱による低音はあまり期待できません。
使用ユニットは JBL D130
有名で人気のあるユニットですが、軽量タイプで浅型のコーン紙を
使用していますので重い重低音は期待できません。
軽やかに鳴りながらもゴリッとした質感を低音で出したいのですが、
現在のシステムの組み合わせの相性ではCrown PS-400で鳴らすより
Crown D-45のアンプの方が相性が良さそうでしたので
アンプとユニットの組み合わせを変更。
15インチウーファーは、PS-400からD-45に変更。
中域のミッドは、D150AからPS-400に変更
高域のツイーターは、D-45からD150Aに変更。
チェンデバの設定も大きく変更しました。
低域ウーハー700Hz ミッド700~7000Hz、高域ツイーター7000Hz~
スロープ曲線も揺るやな特性に変更。
今まで埋もれてしまっていたベースの音もはっきり鳴るようになりましたし、
JBLらしい元気が良い鳴りっぷりに激変したように思います。
足元に転がっていた機材もすべてラックに収納してスッキリ
夜遅くなりましたので、yaatamanさんの奥様の手料理の晩御飯を
ゴチになりました。
オーディオや音楽の事は全くわからないという奥様でしたが
今までキッチンで料理をしていると、リビングでの大音量の音楽に、
耳を覆いたくなるような音のキツサが感じていたのが、今回の音の変化で
かなりの大音量で鳴らしてもぜんぜんうるさい音に感じないと音の変化に
感謝していただけました。
yaatamanさんにも、今まで興味なかったジャンルの音楽の良さが自宅の
オーディオで聴くとわかるようになったと喜んでいただけたようで
私のへっぽこ調整でも少しはお役に立てたようで良かったです。
まだ気になることがいくつかありましたのでもう少し調整の追い込みを
したいところだったのですが夜9時過ぎになってしまいましたので、
今日のところはこのくらいで終了となりました。
日中20度を越えるポカポカ陽気だったのですが、夜になると急な冷え込みと
日中との寒暖の差で、夜の高速をバイクで走るとまあ寒いこと。
深夜の高速道路のPAで珈琲休憩しながらなんとか無事帰還することができました。
現状のシステムでも、音の向上の余地はまだ残っていますので
yaatamanさんも、今度自分の音探しを楽しんでいただけたらと思います。
yaatamanさんも素直に受け入れ出来る方で、すばらしい。
流石にオーケストラなどの重低音まで再現するのは現状のBoxでは難しいでしょうね。
ジャズのベースなどはそれっぽくなるようになりましたが、この手のチャンデバ特有のSNの悪さももう少し改善したい所です。
また(自分とこ以外の)オーディオクリニックにも同行してみたいです。
調整時すごくよくなったと感激したのに、翌日聞いてみると、あれあれあれということははうよくありました。
しかし、その後、いつきいても、何度聴いても、低音の強い厚み、太くなったラッパ音、ボーカルの倍音による深み厚み心地よさなど、大きく改善された状態が続いています。
RYOさんの調整は、見事でした。
そのうち、日記に書きます。遅くなってごめんなさい。
今回の調整は、小手先の技というよりもオーディオの基本的な部分のみ破綻がないように
調整してみたつもりですので、日にちが経っても設定を変更しないかぎりは
現状の音が続くと思います。
時間の都合で調整不足な部分もありますがまたボチボチ手を入れてみて下さいね。
方向性とスピーカーの設置距離は確認しましたか?
プロケーブルの見るからにスタンド共振させない方向には良いかも知れませんが心地よさ皆無ですよ!
オーディオ業界は共振させないことを良いと考えていると思いますね。もっと共振させる方向に移行したほうがいいと思ういますね。楽器では昔から音を大きくするために取り入れていますからw
日記には記載していませんが、ユニットの位相が、3つとも正相になっていましたのでウーハーとツイーターは正相、ミッドのみ逆相にしました。
PCオーディオは、CDのwaveファイルをアップサンプリングして88.2kHzで出力されていましたので、アップサンプリングなしの44.1kHzに変更しまいた。
スピーカーの設置は、私のシステムでは針の穴を通すように設置ポイントを探して、視聴ポジションのみで最高に焦点が合うように調整しますが、今回はリビングオーディオなので、部屋のどの場所でも心地よく音楽に満たされるような音を意識して設置場所と方向を決めています。
スピーカーの共振は、使用するエンクロージャーの構造と材質次第ではないでしょうかね。
アルテックとか昔のJBLのエンクロージャーなどは、箱の響きも利用して音作りしていますので、そのようなSPの足元を固めてしまうと音が死んでしまいますから、設置時には響きを阻害しない配慮が必要ですしね。
現代スピーカーでは、その辺りの考え方が根本的に違いますが。
最近の流行で何でもかんでもスパイク入れたりインシュレーター使ったりするのも、プラスの効果がある場合もありますが、間違った使い方すればマイナスの効果もあるので音と関係ない見た目と思い込みの呪縛に取り付かれている人が最近のオーディオマニアに多いなあと個人的には感じています。
ちなみに、私はマルチの経験は多少経験がある程度でそれほど詳しくはないのですよ。
クリニックと称して自分好みの音が出るようにあれこれ弄くって,自分の中の理想像に近づくようオーディオのパズルを組み立てているだけですから^ ^
の嬉しそうな顔が目に浮かびます。とにかくマルチは難しいので私みたいな駄耳では絶対出来ません。(汗)
先日は、一日お付き合いありがとうございました。
3WAYのマルチは、低音、中音、高音の3つのボリュームを触るだけなので
自分好みの音のバランスで音量決めできますので実際に触ってみるとこれはこれで面白いですよ。
それにしてもジュフのパワーアンプ大変でしたね。
大変な修理にならなければいいのですが...
私ならD130をフルレンジでPS400駆動、2426をツィーターとして8kHzくらいから10kHzくらいで超控えめに鳴らすかな。フォスは捨てる w
エンクロージャー苦労して加工して取り付けしたフォスをいきなり捨てるのは
可哀想ですよ。w
でもフルレンジも面白そうな設定ですね。(´∀`)
JRX115で、D130をPS400で低音のみ鳴らすと、ボワ~んと不自然に膨らんだような鳴り方で
あまりいい印象でなかったのでパワーを交代させてみました。
yaataman も自分でPS400で鳴らしていた時に、ウーハーのレベルを上げると同じように感じていたそうです。
JRX115も、箱の改造ネタなどがインターネットで入手出来るみたいなので、何かしら手を入れるとまた音の印象が変わるかもしれません。
まずそこを考えないといけないし、考えればJRXの箱にD130なんてナンセンスだと誰でも判る事。こんな馬鹿な改造がオーディオスキルを上げることには役立っても「イイ音」から離れる結果しか招かないことに気づいて次を目指す。それで良いんじゃないでしょうか。それにしても某社の影響力って強いですね。ネット時代は情報の取捨選択ができないと資金の無駄遣いに終わる危険性を胎んでます。同じ2Wayでも4430あたりを試聴すれば5秒で理解できるはずなんですけどね。
あのホームページの影響力はたしかに大きいですよね。
yaatamanさんが参考にしていたとあるブログでXJRで試行錯誤していてそれも参考にしていたそうですが、最後はエンクロージャー交換というオチになってしまったそうです。^^;
ネットの情報だけではわからない事がたくさんありますから、実際に見聞きするのはやはり大切ですね。
色々わがセットについて 考察していただきありがとうございます。箱の小ささについては、当日RYOさんも、ネットで130の適正容量を調査し、確か110lから lまでということでしたが私の概寸計算で110l位かということで調整にはいってくれました。今内寸実測すると、95l=((42(前w)+32(後w))/2×40(d))×64(h)でした (カタログの46W x 69.9H x 43.2Dcmからは 139lとなる。)。そのとき、130は箱を鳴らすタイプのSPだと教えて貰ったと思います。そこで少し頭をヨギッタのが、箱の中隅にタオルなどを詰めているが、取り出すのも大変だしそんなに大したことでもなかろうとの思いでした。
しかし、お二人ほかのコメントを見て、早く取り除いてみなければ取り出しました。なんと、RYO マジックで出るようなった低音がさらにパワーアップし、弾み感も出てきました。この詰め物も、サイトで見つけて安易に実行していたものです。ありがとうございました。これだけ出るのだったら、適正容量は外寸計算でいいのかと勝手に楽観したりもしています。
どうやって鳴らしてやろうかなと、あれこれ考えている時間もこの趣味の
楽しさですよね。
人によってアプローチ方が違うので、完成する音も人によって違いが出るので面白いです。
dardaさんがおっしゃるように、箱を変えると別物の音に化けますよ。
箱の材質が変わるだけでも音が違ってきたりしますから。